開催にあたって

 

 

 

 

日本リハビリテーション連携科学学会 第22回大会
大会長 水上昌文
(茨城県立医療大学)

 日本リハビリテーション連携科学学会第22回大会を,ここ茨城県立医療大学を会場に開催できますことを,学会員・関係者の皆様に御礼申し上げます。

 Covid19の感染拡大に伴い,社会全体が大変な打撃を受け,人々の生活が苦しい状況に陥っています。残念ながらこの状況が早期に収束することは難しいことが予測されますが,だからといって我々が対象とする患者・障がい当事者・高齢者などはさらに厳しい状況に置かれており,それらの人々に対する対応も待ったなしの状況です。このような感染症時代において,我々リハビリテーション関連職種はどのように立ち向かうのか,という点について本大会では焦点を当てて企画を組み立てました。しばらくの間,この感染症とともに生きる時代が続くことを想定し,大会テーマを「ニューノーマル時代における多職種連携」としました。ニューノーマルという表現は,リーマンショック後の経済分野において使われ始めた用語ですが,感染症に対処しながら,多様性を取り入れながら一歩ずつ前進する時代として,多職種がいかに連携を深めるかを,ご参加の皆様と考える機会としたいと思います。

 本来であれば抜けるような青空の早春の茨城に,多くの皆様をお迎えしたいところですが,第2波の感染拡大時期での準備の過程で,止むなくオンラインでの開催方式を選択することとなりました。本年開催されている多くの学会がオンライン開催となっており,これもニューノーマル時代の一つの形と言えるかもしれません。対面しての直接のコミュニケーションを図ることが出来ませんが,空間を超えて,全国・全世界からの参加者と「つながる」ことができる機会となります。多くの皆様に大会にご参加いただき,共にニューノーマルを考え,問題点,多くの試み,ノウハウを分かち合い,語り合う機会となりますことを祈念し,大会長の挨拶とさせていただきます。